第十三話 衝突その四
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違う理由でだな」
牧村は言った。
「闘うか」
「死神とは基本的に闘わなくともよい」
このことは博士はむしろ牧村よりよくわかっていた。
「むしろわしが思うはじゃ」
「何だ?」
「今魔神も出て来ておる」
彼が気にかけているのは彼等についてであった。
「今は三柱じゃ」
「残るは九柱か」
「少なくとも一人は誰かわかった」
博士は言う。
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