第十二話 大鎌その十四
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のだ。
「それが大天使だね」
「如何にも」
「わかるよ。力が強くなったよ」
妖犬はそれを見ても陽気な態度を崩さない。
「多少はね」
「多少かどうかはこれから己で確かめろ」
大天使となった髑髏天使は妖犬の小馬鹿にしたような軽い言葉にも動かない。ただ両手の剣を構えるだけだった。
右手を前に出し左手は奥にやる。右手の剣は肩の高さでいささか斜め前にやって突き出し左手のサーベルは逆手に持ち心臓の辺りに拳を置いている。そのうえで妖犬を見据える。再び戦闘態勢に入ったのであった。
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