第十一話 死神その十二
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故であろうか。
「無論。倒せればだな」
「では。倒してみせよう」
しばてんは言いながら身構えてきた。その両手を拳にして前に出してきた。
「最初に貴様をな」
「一つ言っておく」
死神は両手をズボンのポケットから出したうえで宣言するように言ってきた。
「私は強い」
こう言うのだった。
「死神だからだ」
「死神だからか」
「私もまた神」
自信は氷の如く絶対のものになっていた。
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