第十一話 死神その一
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三人はその港の倉庫の並ぶ前にいてそこで話をしているのだった。誰も三人を怪しんではいない。ただそこにいる観光客か何かと思うだけであった。
また彼等もそうしたことを気にせずに。そうして話を続けるのであった。その三人で。
「ではあとの九人も同じだな」
「そうね。そろそろね」
「封印を解かれそうしてここにやって来る」
男はまた言った。
「待っていればいいな。それでな」
「その通りですね。ただ」
「ただ。何だ?」
「一つ気になることがあります」
老人が言ってきた。
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