第十話 権天その八
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じゃ?」
「あいつの和食か」
「そうじゃ。問題はそこじゃ」
博士は指摘する。これは話の流れからいっても当然のものであった。
「一体。どうなのじゃ?そこは」
「悪くはないな」
牧村は博士の今の問いに応えて述べた。
「決してな」
「そうか。悪くはないか」
「最初からそれ程悪くはなかったが今では腕をあげた」
「よいことじゃな」
「特に生姜を使うのが上手い」
「ほう、生姜を」
生姜と聞いてまた声を綻ばせた博士であった。
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