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髑髏天使
第八話 芳香その十四
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ともです」
 彼はそれを受けてさらに言う。
「最低でも大天使は退けられる程の」
「けれど倒された」
 女が先に言ってきた。後ろの壁に背をもたれさせかけその腕を組みながら。
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