第二話 その後――訓練
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だけ気にかかる。
理由はいくつかあるけど、一番はこれまでに”なかった”反応が、今日は”あった”こと。
私達の部屋の前をその少年。歳は私とそう変わらないぐらいの少年が、一人で駆けていく。
「……」
「どうしたの?」
「ん、なんでもない」
一緒に暮らしている同居人が私のことを心配して話しかけてくれる。
多分、この同居人もそのことには気づいているのだろうけど……、心配はかけないようになんでもない振りをする。
「そう? それならいいけど……。無茶だけはしないでよ?」
多分大丈夫、たとえそれがどんな障害になったとしても、母さんのためなら……私は……。
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