暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜豪運を持つ男〜
百分の一   その一
[1/6]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
あれから俺達はひとまず落ち着き、街の宿に向けて歩き出した。
 それからひとまず俺達は今後のことを話さなければいけないので、歩きながらとりあえず無難に
「そういえば、これからどうする?」
と俺は言った。

 どうやらキリトはそこら辺をちゃんと考えていてくれたみたいで、
「まあ現状は地道にレベル上げかな。どのみちボスを倒すのもある程度は強くないと無理だからな。」
と答えてくれた。


 そこら辺は俺も考えていたので「だな。」と同意した。



 そうしているうちに宿に着いた。
 最初の階層だから贅沢はいえないので、普通ぐらいのとこに泊まることにした。
 受付のNPCに案内してもらい、部屋についた瞬間俺たちは同時にベッドにルパンダイブを決め込んだ。

「プッ!?」 「プハッ!?」

 そして二人して顔を見合わせた後、二人とも大笑いした。
 だってなあ?やっぱ疲れたら自然とそうなるよな?
 とどうでもいいことを考えつつ、しばらくごろごろしていた。




 
 といっても俺達は、結果的に今日のリトルネペント狩りで3,4ぐらいレベルが上がった。戦闘中だったのでステータスポイントが触れなかった分、溜まっているステータスポイントも分配しなくてはならない。
 そういえば・・・・・
「なあキリト、なんかお勧めのスキルとかあるか?」
と聞いてみる。

 キリトは《《元βテスター》》だ。だから最初のうちに役に立つスキルなどを知っていると俺は推測した。

 案の定・・・・、
「それだったら索敵がオススメかな。最初はもちろん終盤でも大いに使えると思うよ。」
とアドバイスしてくれた。

 俺は迷わず空いてるスキル欄に《《索敵》》を入れた。




 ステータスポイントも丁度振り終わったので、俺はキリトに
「とりあえず俺は疲れたからもう寝るわ。」
といって布団にくるまった。

 今日は初日で色々なことがありすぎた。おかげですっげえ疲れた!!
 キリトも察してくれたらしく、「じゃあ俺も寝るかな。」といって部屋を出て行った。
 
 そして俺は、そのまま深い眠りに落ちていった・・・。







SIDE out






SIDE Zin



 どうやらここに来る前のことを思い出していたらしい・・・。
 とにかく頭を切り替え、キリトに
「それで今日は、どうするんだ?」
と聞いた。

 キリトは一瞬驚いた顔をした後、呆れたように
「どうって、今日はようやく第一層のボスを討伐する日じゃんかよ!?」
という。

 そういえばそんな日だったような気がする。というか・・・・・・・。



「やべえ、俺準備全くしてねえ!?」
 そう
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ