暁 〜小説投稿サイト〜
フリージングとイレギュラー
“紅蓮の殲滅鬼”
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「出されても、追い払うけどね〜」
「分かっていないな、アーネット。俺は独占欲が強いんだぜ? 触れると言う時点で俺の女(モノ)を穢してんの。分かる、その辺?」
「女性はいいんですか?」
「女性はいいんだよ。一緒に戦う仲間だし、その辺の配慮はちゃんと弁えているさ」
「まぁ、真紅狼だし、しょうがないわね〜///」
「そろそろ昼休憩も終わりだな…………」


俺は、片付ける準備をしていくとアーネット達の皿も空だったのでついでに片付けておくことにした。


「あ、いいですよ。真紅狼さん、自分で………」
「こういうのは男がやるもんだ」


そう押し切り、片付けた。
俺の隣にアーネットが居て、さらにその隣にエリザベスが歩いていた。
その歩く姿を見ているその他の生徒たちは………『夫婦』、『夫婦だ』、『夫婦ね』と呟いていた。
俺はさほど気にしていないが、アーネットは顔を赤くしながら歩いていた。


「おいおい、大丈夫か?」
「真紅狼は恥ずかしくないの///?」
「いや、まったく」
「色々と規格外ですね。真紅狼さんは」
「よく言われる。そうだ、後一つ伝え忘れていたんだが、俺明日から出張だから」
「「え? どこに?」」


今日は二人ともよくハモるなぁ。


「イーストに出張。源吾きっての頼みだし、俺も仕事しないと不味いからね〜」
「何を教えに行くんですか?」
「戦う前の心構えってやつだな。あと、俺の予想では、手合せに巻き込まれると思うんだ」
「それは、“予想”じゃなくて“確実”ですよね?」
「出来れば外れて欲しいと思っている。ということで、俺は色々と準備が必要な為、午後の授業も自習なんだよね。まぁ、許せ」
「仕事、頑張ってね。真紅狼♪」
「後で、渡したいモノがあるから、家に来てくれ」
「え!? そ、それって………////」


まぁ、渡す物はちょっとしたアクセサリーとアレなんだけどね。
俺はアーネット達と別れた後、家に帰り、明日の準備した後、アクセサリーと指輪を創ることに専念した。
〜真紅狼side out〜


〜アーネットside〜
し、真紅狼が渡したいモノって、アレだよね。
その新郎が新婦に送るモノだから、つまり……………


「指輪をその年で貰うなんて、アーネットの将来は安定ですね」
「うひゃっ!!?」
「なんですか、その変な驚き方は?」
「ストレートに言わないでよ!! ビックリするじゃない!!」
「………思った事を言っただけですが?」
「もしかして、嫉妬〜?」
「違います! ただ、アーネットは女として羨ましいなぁ…………と」
「やっぱり嫉妬じゃない」
「これから真紅狼さんに護ってもらう事でアーネットの将来は安定してるんですよ? 嫉妬しない方がおかし
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