第五十七話 挨拶その十一
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間はだ。ないというのだ。
「その間はない」
「千年なんだ」
「それから先はどんな奴が出て来るかわからないのだからな」
「まあそうだね。混沌の神々だってそうだし」
「しかし当面はない」
そのだ。千年を当面だというのだ。
「我々が一つに戻り戦う必要のある相手はだ」
「そういうことなんだね」
「そうだ。それはない」
また言う死神だった。
「私だけで充分だ」
「言い換えると。僕達が一つに戻らないとならないだけの相手」
「それが混沌の中心にいる神々だ」
「原初の混沌だね」
「それを倒せば。当分はない」
「わかったよ。それじゃあね」
こうした話もしてだ。彼等はだ。
混沌の中心に進んでいく。そこにおいてだ。彼等の最後の戦いを行うのだった。
第五十七話 完
2011・4・13
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