アオイ=源吾・・・そして、突然のノヴァ襲来!!
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奔っていた。
ノヴァはコアを破壊されたことにより爆発し、動かなくなり倒れ、大地にぶつかった瞬間、亀裂の入った大地の底から業火が燃え上がった。
ゴォオオオオォォォォ!!!
そして燃え盛る業火の中から、倒れたノヴァをどかしてゆっくりと立ち上がる一人の男がいた。
その男は髪の毛が紅く、周りの業火によってより一層煌めいていた。
そしてその男が何かを発していた。
『…………………………』
だが、それは聞きとれず、業火の音によって呑み込まれた。
他の政治家は今の戦闘が信じられず、呆然自失していた。
私は、先程、約束してくれた政治家に向かって言った。
「見事に撃破してくれました。約束破らないでください。では、私は後処理をしますので、これにて」
私は議事堂を出て、待機中のパンドラ達に色々と指令を出すのに忙しかった。
〜源吾side out〜
〜真紅狼side〜
屋上に出た俺は、ノヴァとの50kmの地点まで鋼糸を飛ばして、引っ張られていった。
さて、アレがノヴァか。
あの中心を貫けばいいんだろうな。
あそこだけ、装甲が厚い。
「軋間で行くか」
50kmの地点に着いた瞬間鋼糸を解いて、軋間の“灼熱”を脚に集束させた。
そして空中に足場を作り、そのあと髪が自然と紅くなった。
「断獄・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・必定!!」
キュボッ!
ギュンッ!!
ノヴァのコア目掛けて超高速で距離を詰め、そのまま貫いた。
ドゴォッ!
・・・・・・・・ボォン!!
貫かれたノヴァは爆発を起こした後、動かなくなった。
俺はそのまま大地に激突し着地時に周囲に亀裂が奔り、脚に集束されていた灼熱は大地の底で燃え上がるタイミングを待っていた。
バキキキキキキキィ・・・・・
その時ノヴァは勢いよく倒れ大地にぶつかった瞬間、タイミングを待っていた灼熱は一気に燃え上がり、亀裂の入った大地の隙間から噴き出るように半径100kmを燃やし尽す業火となった。
勢いよく燃える業火の中、俺はゆっくりと立ち上がり、破壊したノヴァを見て言った。
「たいしたことねぇな」
完全に動かなくなったノヴァを確認した後、俺はのんびり業火の中を歩いて総本部に戻っていたら、向こうから迎えのヘリが来ていたので、取り敢えず業火の中から抜け出すことにした。
こうして、突然のノヴァ襲来は一人の男によって一瞬で幕を下ろした。
〜真紅狼side out〜
あー、いい運動した。
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