アオイ=源吾・・・そして、突然のノヴァ襲来!!
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奥から高揚感が湧きあがってきていた。
「敵の数は何体だ?」
「情報によると、一体だけらしいが“タイプS”だ」
「“タイプS”?」
「簡単に言ってしまえば、移動タイプと言っておこうか」
「目的地は、ココか?」
「ああ。タイプSの出現地はここから南東500kmの地点に居るらしいんだが、先程移動を開始したらしい。こちらに向かっている」
「よし。俺が出よう」
『なっ!?』
なんで、そんな驚いた声を上げるんだよ?
「源吾、いいじゃねぇか。ここで俺がどれほど“ノヴァ”に対抗力があるのか分かるチャンスなんだぜ?」
表向きはそんな理由を並べているが、本当の気持ちは早く戦ってみたいというのが本音だ。
源吾は非常に悩んでいたが、ついに決心したのか、口を開いた。
「分かった。必ず撃破しろ、蒼騎!」
「一人で充分だ。モニターで見とけ。俺の力ってやつを」
そうして俺は、初めてのノヴァと戦う事となった。
〜真紅狼side out〜
〜源吾side〜
私は、シュバリエのパンドラ達に出撃命令を保留させた。
すると、他の政治家たちは抗議の声を上げる。
「なぜ、パンドラ達の出撃命令を止めた!?」
「………彼が『一人でやる』と言ってましたので」
「彼とは一体誰だ!!」
「皆さんが興味を示している……………蒼騎 真紅狼ですよ」
「ただの男がノヴァを撃破できるわけないだろう!! 聞いたところのよるとその者は聖痕すら持っていないのであろう!?」
「いえ、彼は絶対に倒しますよ」
「何故、そう言いきれる!?」
「彼と会って、分かりました。彼にとってノヴァなんか敵ではないと言う事です」
「………いいだろう。ドクターアオイ、この一件はキミに任せよう。ただ、失敗したらキミの責任でも構わないな?」
「どうぞ。好きにしてください。ですが、代わりに彼が成功したら、報酬として彼に階級と自由行動が出来る権限を与えてやってください」
「撃退できるならな」
「その言葉、忘れないでくださいよ」
他の政治家は、忙しなく騒ぐが私は逆に落ち着いていた。
おそらく、この戦いは蒼騎くんの圧勝だと言う事を感覚で分かっていたのであろう。
そしてモニターは彼の姿を映した。
彼は、ひとっ飛びでノヴァの近くまで行き、彼とノヴァの距離はおおよそ50kmぐらいのところで彼の姿が変わった。
髪が紅くなり、そのあと一気に突撃した。
まるで自身を弾丸のようにノヴァのコアに突っ込み、コアに一瞬ぶつかった後
難なくノヴァのコアを貫いた。
ドゴンッッ!!
貫いた蒼騎くんは、そのまま大地に激突した。
その際、大地と激突し着地時に重力の関係でクレーターが出来て半径100km以内は大地に亀裂が
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