第五十四話 邪炎その十七
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かっている」
「私もだ」
髑髏天使だけでなく死神も言った。
「これはダメージを与えている」
「だが。決め手にはならないか」
「そういうことだ。この程度ではだ」
まだというのであった。その余裕の声でだ。
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