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髑髏天使
第五十四話 邪炎その九
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なのじゃね」
「とてもね」
 娘達にもわかることだった。そしてだ。
 彼女達はだ。こんなことも話した。
「そんな人間にならないようにしないとね」
「なったら終わりよね」
「もうね。人間としてね」
「そうね」
 自分達への戒めとしたのである。固く誓うのだった。 
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