第五十三話 怪地その四
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すならじゃ」
「頼りになるか」
「なる」
それは間違いないというのだ。
「安心していいな」
「敵としては恐ろしくてもか」
「味方になれば違う」
よく言われる話だがそれはここでもだった。
「かなりのう」
「そうだな。それではな」
「君にとって大きいぞ」
「そしてあいつにとってもだな」
牧村は死神のことも述べた。
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