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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第五十九話 燃える地球
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が憎いのはそこじゃないんじゃない!?」
「何だって!?」
 シーマはアイビスのおばさんという言葉にこめかみをひくつかせてきた。
「あたし達の若さが憎いんじゃないの?」
「よせ、アイビス」
 スレイがここで言う。
「図星をついては相手を怒らせるだけだ」
「どうやら死にたいらしいね」
 シーマの顔が憤怒で歪む。暗い怒りの顔であった。
「ほらな、見ろ」
「あんたの言葉が一番大きいけどね」
「そうかな。ふふふ」
 そう言いながら彼等は攻撃に移っていた。
「ツグミ、スレイ、GRaMXsでいくよ!」
「わかったわ!」
「御前の動きに合わせる!」
 二人はアイビスの言葉に頷いた。
「相対距離、速度データロード!」
 ツグミが自身の前のコンピューターに入力しながら言う。
「テスラドライブ=フルブースト!」
 スレイも叫ぶ。攻撃の用意は整った。
「よし、決めてみせる!」
 アイビスも動いた。照準を合わせる。
「そこだーーーーーーーーーっ!」
 今三人の心が一つになった。そしてガーベラ=テトラを撃ち据えた。シーマはかろうじて急所を外させたがそれが限度であった。ガーベラ=テトラは今の攻撃で完全に戦闘能力を失ってしまった。
「ちっ、小娘だと思って甘く見ちまったようだね!」
「言っただろ、若さには勝てないって」
 アイビスはそう言い返す。
「今回はあたし達三人の若さの勝利なんだよ。もうおばさんの時代じゃないさ」
「フン、男だって知らない癖にね」
 シーマはそれでも憎まれ口を叩いた。
「よくそんなことが言えるよ」
「そんなことはこれからゆっくりと知ればいいさ」
「そう、今の私達は」
「夢を適えられるのだから」
「夢かい、言ったねえ」
 シーマはそれを聞いて思わせぶりに目を細める。
「じゃあ精々その夢を追うんだね!生き残れたらね!」
 そう言い残して姿を消した。こうして戦いは一瞬にして終わったのであった。
「ミッション終了ね」
「ああ」
 アイビスはツグミの言葉に応えた。
「これでな。もう終わりだ」
「そうだな。アイビス」
 スレイが言う。
「あらためて。これから宜しくな」
「ああ、こちらこそ」
 アイビスもそれに応える。
「この機体で。銀河の果てまで行こう」
「そうだな。ハイペリオンなら何処までも行ける」
「三人で。永遠に」
「あのお話中悪いですけど」
「ん、何!?」
 三人はアラドの言葉に我に返った。
「そろそろ行かないと。まずいんじゃないですかね」
「ほら、他の皆はもう降下していますし」
 ゼオラも言う。
「早く行かないと。ダカールまで」
「おっと、そうだったね」
 アイビスもその言葉に我に返った。
「じゃあ行くか」
「そうだな。久し振りの地球だ」
「スレイは
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