第十九話 最強最後のマシンその八
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「エンジンオーG12!」
「行くぜ!」
それで戦おうとした。しかしその時だった。
空を割ってだ。彼等が来たのだ。
「むう、また来たなりか!」
「いい加減オールスターも飽きたぞよ!」
ヨゴシュタインとキタネイダスが抗議する。
「サムライワールドからも来るとは思わなかったなり」
「全くぞよ。相手が強くなり過ぎぞよ」
「わらわ達に対する嫌がらせでおじゃるか」
「全くですな、姫」
ここでだ。ケガレシアは最も聞きたくない声を聞いたのであった。
「この状況は」
「何で御前までいるでおじゃるか」
彼女のすぐ右の席だった。そこにはあのニゴール=ゾ=アレルンブラがいたのであった。
「死んだのではなかったでおじゃるか」
「いや、それを言うとなり」
「我等もぞよ」
ヨゴシュタインとキタネイダスの突っ込みはいつも通り身も蓋もない。
「死んでそれから蘇っているなり」
「それはお互い様ぞよ」
「ロンが蘇らせたでおじゃるか?何か向こう側も結構蘇っているようでおじゃるが」
「マジトピアの主ではないでしょうか」
そのロンが言ってきた。
「私は今はその儀式は行っていませんので」
「そうでおじゃるか。しかしそれにしてもでおじゃる」
ケガレシアは腕を組みむくれた顔で述べる。
「こいつまで蘇るとは思わなかったでおじゃる。しかも最後の最後で」
「よし、このサムライワールドの力もだ!」
「一つに合わせて!」
「十五身合体だ!」
その三体の炎神もだった。十二の炎神達と一緒になりだ。そのうえで、であった。
「エンジンオーG15!!」
「チェッカーフラッグはもうすぐだ!」
シンケンジャー達はだ。まずは薫のシンケンレッドがシンケンレッドに対して言う。
「丈瑠、それではだ」
「はい、サムライハオーに」
「これがある」
薫のシンケンレッドはだ。一枚のディスクを出してきた。それは。
「これも使おう」
「恐竜折神も」
「十二の折神を全て使うのだ」
「そしてその力で」
「勝利を収めよう」
こう話してであった。彼等もまた。
「殿の言われたその最強の侍巨人」
「ええ、その最強の力で」
「この戦い終わらせるで!」
「そうだな、ここでな!」
「じゃあ行くぜ!」
シンケンブルー、シンケンピンク、シンケンイエロー、シンケングリーン、そしてシンケンゴールドの言葉が合わさってだった。そのうえでだ。
「折神大変化!」
「今ここに!」
七人が筆を書きだった。そのうえでだ。
「十二折神合身!」
「キュウキョクサムライハオー!見参!!」
「おお、来い!」
そのキュウキョクサムライハオーにだ。ドウコクが言う。
「完全に決着をつけてやるぜ!」
「行くぞドウコク!」
「この戦い、今こそ終わる時!」
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