第十九話 最強最後のマシンその七
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こうして一つになった彼等はだ。魔法の駒の中にいた。
「よし、最後の最後の戦いだ!」
「やってやるわ!」
マジレンジャー達も最後の切り札を出したのだった。
ボウケンジャー達はだ。まずはゴーゴーボイジャーが来た。
だがここでボウケンレッドはだ。さらに言うのであった。
「まだだ」
「他のビーグルもですね」
「そうだ、全てのビーグルを一つにさせる!」
こうボウケンピンクに応える。
「そのうえで戦うぞ!」
「随分と派手だがな」
「けれどだからこそ」
「やる価値はあるんじゃないかしら」
「それだけの力があってこそ」
「この戦いに勝てる!」
他のメンバーもボウケンレッドの言葉に応えた。
そのうえでだ。巨大な戦艦を思わせるマシンが最初に来た。
それが巨大ロボットの形になる中でだ。他のマシンも来て一つになった。
「ハイパーゴーゴーボイジャーだ!」
「それがそのマシンの名前なのね」
見ればだ。何時の間にかあの少女が来ていた。そして言ったのである。
「成程ね」
「おや、貴女は」
「私にも観させて」
こう先生にも答える。
「この戦いをね」
「わかりました。それでは」
「この長い戦いの最後の最後だから」
だからこそだというのである。
「観ないと。彼等の姿を」
「ええ、それでは」
「ハイパーゴーゴーボイジャー」
「アタック!」
彼等も戦いに入ろうとしていた。その最後の戦いに。
ゲキレンジャー達はだ。七人いた。
まずはゲキブラックとゲキグリーンが言う。
「呉越同舟ではなくなったが」
「それでも。何か緊張するわね」
これから戦うことについての言葉だった。
「やはりな」
「けれどそれでもね」
「そうだ、やる!」
ゲキレッドがここで二人に言った。
「ガキガキに!やる!」
「その通りよ」
「じゃあやろうか」
「七人で一つになった」
「最強の合体をな!」
他の戦士達も言ってであった。そうしてである。
そのうえでだ。全ての獣達が来た。
「サイダイサイキョウゲキリントージャ!」
「今ここに!」
「ほう」
ロンがそのマシンを見て面白そうに声をあげた。
「これはこれは」
「これならどうだ!」
「面白いですね」
いつもの慇懃な声はそのままだった。
「それだけの力が一つになるとなると」
「すげえ、この力」
ゲキレッドがその中で言う。
「これだけの力、ワキワキしてくる!」
「しかし操るのは尋常ではないな」
「はい、ですが」
ゲキグリーンがゲキブラックに対して返す。
「やりましょう、何があっても」
「そうだ、行くぞ!」
「全ての獣の力!」
「今ここに!」
その雄姿でだ。彼等は戦場に立っていた。
そうしてだ。ゴーオンジャー達も
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