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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第四十八話 新たなる来訪者
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「そうですね」
「あら、こっちはこっちで盛り上がってるわね」
 そこにレインがやって来た。
「おうどんなのね。私も呼ばれていいかしら」
「はい」
「どうぞ」
 二人は場所を開けてレインをそこに招き寄せた。
「有り難う」
 レインはそれに礼を言って入った。そして正座をして席に着いた。
「あっちはね。もう何が何だか」
 ヤマガタケ達の方を指差して苦笑した。
「修羅場になっちゃって。皆凄く食べるし」
「特にヤマガタケ君がですね」
「わかってるわね」
「はい。最初から凄かったですから、彼は」
「そうなの」
「力士ですからね。やっぱり食べるのが仕事ですから」
「ドモンは食べ物がない時は平気ね、そういえば」
「そうなんですか」
「何食べても生きていられるし。本当に丈夫よ」
「そうでしょうね」
 それは何となくわかった。そうでなくてはドモンではないからだ。
「あの人は」
「流石に石とかは食べないけれど」
「うふふ」
「一週間位水だけで生きてたこともあるし。本当に凄いんだから」
「そこまでいくと人間離れしてますよ」
「だからガンダムファイターなんでしょうね」
「納得」
「レインさん」
 ここでレイが口を開いた。
「何かしら」
「おうどん、美味しいですか?」
 そしてこう尋ねてきた。
「ええ、とても」
 レインはにこやかに頷いてそれに答えた。
「私おうどん大好きなのよ」
「そうですか」
「そうよ。けれどそれがどうかしたの?」
「こういう場合嬉しいって言ったらいいんでしょうか」
「!?」
「御免なさい。私まだよくわからなくて」
「そうね。そうだと思うわ」
 だがレインはそれに戸惑うことなく言った。
「感情はね。湧き出るままに言った方がいいわよ」
「はい」
「中には湧き出すぎちゃってる人も多いけれど」
「ああ、そりゃ忍のことだな」
 甲児がそれを聞いてうんうんと頷いた。
「あいつにも困ったもんだぜ、全くよお」
「そうだわさ。あいつの無鉄砲さには俺達はいつも参ってるだわさ」
「・・・・・・二人共鏡って知ってる!?」
 アスカがそれを聞いて呆れた声を出した。
「そりゃどういう意味だ」
「そのままよ。あんた達もそーーーでしょーーーーが。盗人猛々しいとはこのことよ」
「何っ、盗人!?」
「言うにことかいてあんまりだわさ!」
「あんまりじゃないわよ!二人共好き勝手ばかり言って!少しは他人の迷惑考えなさいよ!」
「おめえにだけは言われなくねえよ!」
「そもそも鏡は御前こそ見るだわさ」
「そんなの見なくてもわかるわ」
 負けてはいない。胸を張ってこう返す。
「何!?」
「あたしみたいな完全無欠の美少女に鏡なんて必要ないのよ!」
「・・・・・・アスカ、それ暴走し過
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