無名の有名人 bS
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幻想郷、博麗神社上空
そこでは瞬きをする暇もないほどの間隔で二つの光が絶えずぶつかり合っている。
ぶつかり合う度に凄まじい音が響きあう。そこでぶつかり合っているの白亜の剣と悪魔の槍
雪片とスカーレット・ロンギヌスがぶつかる合う度に火花と衝撃波を生み出していた
「一夏一夏!」
「はぁああ!!」
ぶつかり合っているのは、戦乙女 織斑 千冬。魔法戦士 霧雨 閃輝。嘗ての家族同士がぶつかり合っていた
そしてお互いの持てる限りの力をぶつけ合っていた。再び槍と剣がぶつかり合い鍔迫り合いとなる
「一夏一夏一夏一夏一夏一夏一夏一夏、(訳、待っていてくれ私の愛する一夏)」
「おいおい、こいつもう正気じゃねぇだろ!?こいつ最早狂気だろ!?」
そう言いながら閃輝は構わずに槍を振う。相手が正気ではないのなら、正常な思考が出来ない。ならやり様は幾らでもある、閃輝は狂気に囚われたフランと戦闘を繰り広げただけあって精神異常者との戦い方を心得ている。それにスペック的に考えてもフランよりに弱いからだ
「お兄様!そちらに攻撃が!!」
鍔迫り合いをしていると後ろからラウラの声が飛んできた。閃輝は空いている左手で腰に据えている冥神剣を抜いて、そのまま回転して千冬を吹き飛ばして自分に飛んできたビームを切り払った
「うっそ・・・ビームを剣で切り払った・・・?こんの非常識が!!」
束はそう言いながら、狂ったように全身に備え付けられている火器の銃口を解放して、フルバーストを掛けた。閃輝は素早くラウラのそばに移動して、スカーレット・ロンギヌスを上に掲げた
「「非常識?違うな、刮目せよ!!これが幻想郷の常識だ!!!」」
閃輝は自分の頭上でで槍を回し始めた、それは閃輝とラウラを包むように竜巻を形成していく。
その竜巻は束が放った攻撃を全て無効化し、反射して次の瞬間には異常なGが掛かったに潰れてしまう
「これが常識だなんて・・・いっくん・・・そこまで妖怪に毒されてるなんて・・・」
束は悲しそうな声を出して、あるボタンを押した。閃輝は槍を回していた手を止めて、竜巻を四散させた
「さぁって、そろそろ決着と・・・!?んだありゃ!!?」
「あ、あれは・・・!!!?」
閃輝とラウラは驚愕した。二人が見た物は、束と千冬が眩い煌びやかな光に包まれていたのだ。その光は二人にとって良く見た事がある物だった。それは神が力を解放したときに発生する光、神力の光だった。
「おいおい・・・神力ってなんであいつらが扱えんだよ。可笑しすぎる・・・」
「な、なぜあの二人が神力を・・・」
閃輝とラウラが困惑しているのを見て、不敵に笑う束と千冬
「その疑問に光を照らしてあげるよ。私は一時的にこの幻想郷に来てた、その時に覚えて術式
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