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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第四十四話 第三の敵
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「そうだよなあ。何か殿下にはいつも世話になってるしな」
「マサキは迷惑かけてばっかりだよね」
「ミオ、おめえもいたのかよ」
「あんたは言う資格ないと思うけれど」
「あたしはゲンちゃんといつも一緒に殿下を和ませているからいいのよ」
「呆れさせているの間違いじゃないの?」
「まさか」
「まあそれはいい。皆行くぞ」
「えっ、もう!?」
 リューネはヤンロンの言葉に驚きの声をあげた。
「早いんじゃないかしら」
「王族の方をお待たせするわけにはいかない。行くぞ」
「そういうことだね。じゃあ行くか」
「了解」
 皆万丈の言葉に従い艦を出た。そして大文字とシーラ、エレを代表としてフェイルと会見の場を設けた。
「はじめまして、フェイルロード殿下」
 まずは大文字が一同を代表して挨拶した。手を差し出す。
「大文字洋三と申します」
「はじめまして」
 フェイルも返礼して手を差し出した。
「ラングラン王家のフェイルロードと申します
「はい」
 二人は互いに握手をした。それから話をはじめた。
「お話は聞いております。地球でのお働き、見事です」
「いや、そのような」
 大文字は謙遜して言った。
「私は何もしておりません。彼等の働きです」
 そう言って後ろにいるロンド=ベルの者達を手で指し示した。
「彼等が戦ってくれたからこそです」
「左様ですか」
「ですから。私は何もしておりませんよ」
「しかし貴方の卓越した指導力がなければロンド=ベルは今まで戦ってはこれなかった」
「まさか」
「謙遜なさらずに。素直にご自身のことを認められることも必要です」
「有り難うございます」
「シーラ女王とエレ女王には以前もお世話になりましたね」
「はい」
 二人はそれに頷いた。
「あの時のことは深く感謝しております。おかげでラングランは平和を取り戻すことができました」
「有り難うございます」
「心に染み入ります」
「そして今こうして御会いすることになるとは。因果なものと言えば因果なものですね」
「兄さん、そうは言ってもいずれはこうなったと思うわよ」
「セニア」
 見ればセニアが前に出て来ていた。モニカも一緒である。
「モニカも。一緒だったのか」
「あたしはもうノルス=レイには乗っていないけれどね」
 セニアは笑いながら兄にそう答えた。
「モニカが乗っているわよ」
「モニカ、大丈夫なのか?」
「はい」
 モニカはにこやかな笑みで兄に応えた。
「おかげさまで。慎ましく生活させられて頂いてます」
「・・・・・・モニカ、文法が変だが」
「何かこっちはどうしようもないみたいね。まあいいわ」
 とりあえずは妹の文法は放置すrことにした。
「それで兄さん」
「うむ」
「あのゼツがバゴニアにいたことだけ
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