第四十一話 コロニー阻止作戦
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寡黙でなければならないが」
「つってもそれが俺達の持ち味だからなあ」
「そうそう」
「個性はいかさなきゃな」
「益々気に入った」
ガイアはその話を聞いてさらに笑った。
「どうやら三人一組というのはわし等だけではなくなったようだな」
「専売特許だったのにな」
「まあそれはオーラバトラーのあの赤いのが出て来てから変わったが」
「・・・・・・そういや似てるよな」
「つーーーかそっくり」
「もしかしてクローンじゃないのか?」
「はっはっは、わし等みたいなむさいおっさんをクローンにする物好きはおらんぞ」
「残念なことだがな」
「まあ同じ顔がうじゃうじゃいるのも落ち着かんわい」
「そういやそうだな」
「プルとプルツーみたいな可愛い娘じゃないし」
「声が同じなのは一杯いるけれどな」
「あの三人とも一度手合わせしてみたいが今はそうはいかん」
「坊や、行くぞ」
「今度こそ破られはせん」
「来るか!」
アムロも身構えた。
「うむ、行くぞ!」
「ジェットストリームアタック」
「受けてみよ!」
三人は縦一列になった。ガイアが先頭である。
「オルテガ、マッシュ、いいな!」
「おう!」
「坊や、観念しな!」
まずはガイアが動く。ドライブレードで切りつける。
次にマッシュだ。ビームを放つ。
最後はオルテガであった。ハンドガンで攻撃を加える。しかしアムロはその全てをかわしきった。
「やりおるな」
「また腕を上げたようだな」
三人は攻撃を終えすぐに態勢を整えていた。そしてアムロと対峙する。
「危ないところだった。やはり黒い三連星と呼ばれることはある」
「だが対処はできるな」
「シャア」
クワトロがモニターに出て来た。
「アムロ君、ここは君に任せていいか」
「あの三人を止めろということか」
「そうだ。君ならできると思うが」
「断ることはできないみたいだな」
戦局を見る。既に戦いは激しくなってきていた。アムロの周りにおいてもそれは同じであった。
「断れないのは私も承知だ。だがいいな」
「ああ」
アムロは頷いた。
「わかった、ここは任せてくれ」
「よし、では頼むぞ」
クワトロはケーラとクェスを連れて別のエリアに向かった。アムロはこうして一機で黒い三連星と対峙する形となった。
「面白い、邪魔はなしか」
「坊や、それでいいか」
「俺に断る権利はない」
アムロはそう答えた。
「ここは俺が引き受けると言ったからな。だからここにいる」
「ふふふ、いい男になったな」
「あの時はまだ青かったが」
「見事なものだ。流石は連邦の白い流星といったところだな」
彼等はアムロを取り囲んだ。そして一斉に攻撃に移る。
「行くぞ!」
「覚悟!」
「見える!」
アムロと三人の
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