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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第四十一話 コロニー阻止作戦
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おい、忍じゃないのか」
「まあ確かに忍は繊細じゃないけれどね」
「雅人、ドサクサに紛れて何言ってやがる!」
「まあそっとしておいてあげてね」
「わかりました」
「・・・・・・何か釈然としねえがまあいいか。俺は小さなことにはこだわらねえ!」
「成程な」
 レッシィはそれを聞いてようやくハルカの言葉が正しいとわかった。
「可愛いところあるじゃないか」
「コウとアラド、アイビスの小隊はコロニーに向かえ」
 ブライトはまだ指示を出していた。
「正面に向かう部隊と共にな。いいな」
「了解」
「わかりました」
 コウとアラドがそれぞれ頷く。だがアイビスからの返事はなかった。
「アイビス」
「あ、ああ」
 ツグミに言われようやく我に返った。
「了解。任せておいて」
「・・・・・・・・・」
 そんな彼女を見てツグミ、ヴィレッタ、レーツェルは無言で何か考えていた。だがそれを口に出すことはなかった。
「では全軍攻撃だ。一気にカタをつけるぞ」
「よし!」
 ジュドーがそれを聞いて叫んだ。そして敵に向かって突進する。ネオ=ジオンの部隊もそれに対応して前に出て来た。
「来おったな」
 先頭にいる三機の黒いドライセンがまず動いた。
「オルテガ、マッシュ」
 中央のドライセンに乗る髭の男が左右に声をかけた。
「用意はいいな」
「おう」
「何時でもいいぜ」
 大男と片目の男がそれに頷く。彼等がネオ=ジオンの黒い三連星であった。
「丁度あの坊やもいるしな」
「ふふふ」
 三人はニューガンダムを確認してまた笑った。
「あの坊やとも長い付き合いだ。では挨拶をしておこうか」
「うむ!」
 三人は一斉に動きはじめた。そしてアムロのニューガンダムの前に殺到した。
「ムッ、黒い三連星か!」
「その通り!元気そうで何よりだ、坊や!」
 ガイアが彼に対して言う。笑っていた。
「また会ったな!」
「確かに」
 アムロは笑ってはいなかった。しかし懐かしさは感じていた。
「やはり生き残っていたか」
「生憎わし等は戦場慣れしていてな」
「そうそう撃墜された程度では死にはしないさ」
「というかあの三人どれだけ戦っているんだ?」
「一年戦争の頃にはもう現役バリバリだったんだろ?」
「じゃあもう立派なおじさんだな。老いてなお盛んってやつだな」
「また面白い連中を入れているな」
 三人はドラグナーの三人を見てそうアムロに対して言った。
「あの三人、まだ未熟だができるな」
「それは認める」
 クワトロが彼等にそう述べた。
「あれで意外と戦力になってくれている」
「俺達って意外性の男達だったのかよ」
「せめてエースと呼んで欲しいよな」
「三人で一人ってのはよく言われるけれどな」
「しかもよくしゃべる」
「男は
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