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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第四十一話 コロニー阻止作戦
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た。
「ガトーとスレイは頼む。そして」
「ブライト大佐、一つ重大なことを忘れてはいないかね」
「重大なこと!?」
 グローバルに言われて首を捻った。
「それは一体」
「コロニーを止める方法だよ。ネオ=ジオンを止めてもそれは一時的なものだろう」
「はい、そうですが」
「完全に防ぐにはコロニー自体を完全に破壊するしかない。その方法は考えているかね」
「内部からの攻撃を考えていますが。制止させた後で」
「そう、内部からだ」
 グローバルはその言葉を聞いて笑った。
「丁度おあつらえ向きの作戦を知っているのだが」
「まさか」
「うむ、用意はもうできているぞ」
「あれですね」
 ブライトもそれが何かわかった。微笑んで応えた。
「お願いできますか」
「うむ、任せてくれ」
「ロイ、聞いたかしら」
「おう」
「貴方達にやってもらうわよ。すぐにマクロスに戻って」
「了解した。スカル小隊」
 彼は自分の小隊にまず声をかけた。
「そしてダイアモンド=フォースもだ。いや、バルキリー全機に告ぐ」
「何かあるんですか?」
「マクロスに戻れ。いいな」
「!?」
 皆それを聞いて首を傾げさせた。
「またどうして」
「すぐにわかる。いいな」
「わかりました。それでは」
 彼等も軍人である。命令には従う。こうして彼等はマクロスに戻って行った。その間にコウとスレイは一直線にコロニーに向かっていた。
「ガトー!」
 デンドロビウムに乗るコウは叫んでいた。
「来い!ここで決着をつける!」
「コウ=ウラキか」
 彼はコロニーの前に仁王立ちしていた。そしてコウを見据えていた。
「来たか。そのガンダムを駆って」
「そうだ!コロにーは地球に落させない!」
 そう言いながらガトーのGP−02に向かう。
「俺の命にかえても!」
「それが今の御前の義だな」
「その通りだ!」
 彼はまた叫んだ。
「御前の義とどちらが上か今ここではっきりさせてやる!」
「面白い。どうやら前の戦いからさらに成長したようだ」
 そう言うとバズーカを投げ捨てた。
「な、核バズーカを」
「義による戦いにはこれは不要!」
 ガトーは言った。
「あくまで己の力量に頼るものだ!」
「そうか、なら行くぞ!」
「来い!」
「俺は地球の人達の為にコロニーを止める!」
「私はジオンの大義の為にコロニーを落下させる!」
 二つの義がぶつかり合う。その横でアイビスはスレイと対峙していた。
「久し振りだね、スレイ」
「アイビス、よくも私の前に」
 落ち着いているアイビスに対してスレイは怒気に満ちた目を向けていた。
「覚悟はできているわね」
「ああ」
 アイビスはそれに頷いた。
「あんたとは長い付き合いだ。けれどここは通らせてもらうよ」

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