第三十五話 冥王、暁に出撃す
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ファンのことだけれどよ」
彼は友の顔を見ながら言葉を続ける。
「あれが浮上したら本当に世界が破壊されちまうのかよ」
「勇の言葉だとそうらしいな」
オザワはそう答えた。
「僕も詳しくはわからないがあいつが言っているから本当なんだろうな」
「そうなのか」
「どうするかまではわからないがな」
「勇はそれがわかっているかな」
「少なくとも僕達よりはわかっているだろう」
そう答えるより他になかった。
「ここは彼に任せるしかないだろうな、実際は」
「勇ならやってくれるかな」
「やるしかないな、滅亡したくなければ」
「そうだな」
二人は頷き合った。そしてそれぞれの部屋に入るのであった。次の戦いに備えて。
第三十五話 完
2005・7・27
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