第十八話 海辺の死闘その九
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「あれだな!」
「あの技ね!」
「そう、ただし六人!」
「六人か」
「それははじめてだな」
カブトライジャーとゴウライジャーがそれを聞いて言う。
「だが今の俺達なら」
「できるな」
「まずはやってみることだ!」
最後にハリケンレッドが言った。
「今ここで!」
「その通り!それなら!」
シュリケンジャーがまた言う。そうしてであった。
それぞれの武器を重ね合わせ。放つ技は。
「六連奏!」
「ビクトリーガジェット!」
六人一度に放つ技だった。それを見た御館様も思わず唸る。
「見事だ!」
アバレンジャー達もだ。五人揃っていた。
「いよいよね」
「ああ、そうだな」
アバレブルーがアバレイエローの言葉に頷いていた。
「今からだ」
「ええ、一気に吹き飛ばしましょう」
「仲代先生!」
「わかってるさ」
アバレキラーがアバレッドに言葉を返す。
「あれだな」
「はい、あれしかありません」
「一度だけ使った技ですがそれでもです」
アバレブラックは既に用意に入っていた。
「必ずできます!」
「その通りです!それなら!」
アバレッドが声をかけてであった。
「スーペリアダイノボンバー!」
「今ここで!」
「いけーーーーーーーーーっ!」
五人で一つの巨大バズーカを構えてだった。それで放つ。五人揃ったアバレンジャー達の力もまた絶大なものであった。全てを圧するまでに。
デカマスターが言う。
「皆、いいな」
「はい、ボス!」
「何時でも!」
「ディーバズーカだ」
それを使うと言ってだ。マーフィーがバズーカに変形する。
それをデカレッドが持つ。
「何時でもいいぜ!」
「よし、目標はだ!」
「正面だね!」
「一気にいきましょう!」
デカブルー、デカグリーン、デカブレイクが次々に言う。
「これで決めて」
「一気に終わらせましょう!」
「ええ、長い戦いもこれでね!」
続いてデカイエロー、デカピンク、デカスワンも言ってだ。デカレッドとデカマスターが並んで持つバズーカの左右にそれぞれ付く。そのうえで。
「ディーバズーカ!」
「発射!」
「いけーーーーーーーーーーーっ!」
デカレンジャー達の渾身の攻撃が放たれる。戦いを終わらせる為に。
「皆、いいな」
「力を合わせるわよ!」
「ああ、父さん母さん!」
「ここで!」
六人は両親の言葉に応える。
「一気に決めるぞ!」
「長い戦いだったけれどね!」
「今皆で力を合わせて」
「そのうえで!」
「俺達の力で」
「終わらせよう!」
マジグリーン、マジピンク、マジブルー、マジイエロー、マジレッド、そしてマジシャインがそれぞれ声をあげる。八人の心が一つとなった。
「あの技で」
「ええ、お父さんも入
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ