第十八話 海辺の死闘その四
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は引っ掛かった」
「それがどうかしたの?」
「私もあんたもあれだってことになるわ」
こうハリケンブルーに告げる。
「私にとっても残念なことにね」
「私が馬鹿だっていうのね」
「私もそうなるけれどね。まあ私はそれでも別にいいけれど」
「何でいいのよ」
「何せ落ちこぼれだったのは事実だし」
だからだというのである。あの時話したことの中でこのことは事実だったのである。
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