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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第三十三話 恐竜帝国の最後
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さ」
 武蔵はそれに答えた。
「こんな奴等おいら一人で充分だ。だから安心しろ」
「馬鹿な、これだけの数だぞ!」
「武蔵、死ぬ気か!」
 隼人も叫んだ。
「先輩、俺達のことはいいです!退いて下さい!」
「悪いけど死ぬつもりでここに来たんじゃないのさ」
 だが武蔵はここでニヤリと笑った。
「おめえ等を助け出して、そしてこの連中を潰す為に来たのさ。行くぞ!」
 気合を込める。そして突進した。黒い影が動く。
「ゴール、これがおいらの力だ!」
 そう言いながらゴールのグダに飛びついた。
「喰らえ、これがおいらの大雪山おろしだああああーーーーーーーーーーーっ!」
 大雪山おろしを仕掛けた。グダはそれで宙に舞った。だがそれでもゴールは健在であった。
「フン、その程度か」
「何っ!」
「貴様にはわしを倒すことはできん。いや、猿にはな」
「まだ言いやがるか!」
「フン、これ以上遊びに付き合うつもりはない。死ね!」
「おっと、そういうわけにはいかなくてね」
「誰だっ!」
「僕か?ヒーローってやつさ。悪を倒すヒーローさ」
「戯れ言を!」
「戯れ言を言うつもりはないんでね。それがこの証拠さ」
「何っ!」
 見れば磔が破壊されていた。そしてゲッターは救出されていた。
「おのれ、何奴!」
「聞け!」
 声がまた言った。
「世の為人の為恐竜帝国の野望を打ち砕くダイターン3!この日輪の輝きを怖れぬならばかかかって来い!」 
 そこにダイターンの雄姿があった。彼は空に誇らしく立っていたのであった。
「万丈!」
「武蔵、僕達も参戦させてもらうよ」
「しかし・・・・・・」
「しかしももしももないさ。僕達は仲間だろう?」
「あ、ああ」
「それ以上の理由はいらないさ。さあ、一緒に戦おう!」
「お、おう!」
 武蔵はそれに頷いた。こうして頼りになる男がまずは一人現われた。
「フン、ダイターンではわしには勝てん」
 しかしそれでもゴールは余裕であった。
「ゲッターを奪われたところで我等にはまだカードがあるのを忘れるな」
「へえどんなカードかな」
「とぼけるな、我等にはまだ人質がいるのだぞ。それを忘れたか」
「勿論覚えているさ」
 万丈は笑みを浮かべながら答えた。
「けれど彼等は今はもう御前のカードじゃない」
「何!?」
「俺達が救出したからだ!」
「貴様は!」
「宙さん!」
「ミッチー、来てくれたか!」
 ビッグシューターが姿を現わした。それと共にジーグが跳んだ。
「ビルドアップ!」
 叫ぶ。そして跳んだまま拳を打ち合わせた。宙の身体を稲妻が包みジーグの頭となる。
「鋼鉄・・・・・・ジーーーーグッ!」
 そして身体と合体する。そして宙は鋼鉄ジーグとなったのであった。
「鋼鉄ジーグか!」

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