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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第三十二話 恐竜帝国の侵攻
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たばかりだったから。羽根を休められるよ」
「はい、万丈様」
 その向かいの席にはギャリソンがいた。
「ですがここの料理は今一つ爪が甘いですな」
「そうかなあ」
 それを聞いたトッポが首を傾げた。彼も万丈達と同じデーブルにいたのだ。
「美味しいと思うよ。まずいの?」
「味は素晴らしいです」
 ギャリソンはステーキを切って口に入れながらそう答えた。
「ですが」
「何かあるんだね」
「はい。ソースのスパイスが少し多うございます。それが問題かと」
 彼はソースのスパイスの多さを問題にしていたのだ。
「それさえなければ完璧なのですが」
「厳しいなあ」
「完璧主義者だからね、ギャリソンは」
 万丈はそれを聞いて笑いながらそう述べた。
「ダイターンの整備も。これからも頼むよ」
「お任せ下さい」
 万丈達がレストランで食事を楽しんでいる間他のメンバーはホテルのプールにいた。そしてそこで楽しんでいた。
「ふう、何かこうしてプールで泳ぐのも久し振りね」
 ピンクのビキニのユリカがプールから上がってそう言う。
「アキトもそうじゃないの?今までずっと戦ってばかりだったし」
「俺はそうは思わなかったけれど」
 だが彼はそれについては特に気にとめていないようであった。
「ラーメンを作っていたし。そっちもかなり上手くなったしね」
「またラーメンなの?ここでも」
 ユリカはそれを聞いて頬を少し膨らませた。
「今日だけは私と遊びましょうよ。照れなくていいから」
「いや、照れるとかそんなのじゃなくて」
 いきなりユリカに抱きつかれて戸惑った。
「俺はそもそもラーメンを作りたくて」
「それはわかってるから」
 わかっていなかった。
「遊びましょうよ。さ、泳ぎましょ」
「だ、だから」
「ねえルリちゃん」
 赤のかなりきわどい水着に身を包んだハルカが白いビキニのルリに声をかけてきた。
「はい」
「あのおじさんはこれからどう動くと思う?」
「おじさんといいますと」
「マスターアジアよ。あの人は一体何者なのかしら」
「一言で言うと凄い人ですね」
「それどころじゃないわよ」
 黄緑のワンピースのアスカがそれを聞いて口を尖らせた。
「一体何処にあんな人がいるのよ。アストロ超人並じゃない」
「アスカ、何でそんな古い漫画知ってるんだ?」
 ケーンがそれに突っ込みを入れる。
「意外と中身は年食ってたりして」
「じゃあこれからはアスカ夫人と御呼びしようか」
「あんた達は黙ってなさい!」
 アスカはそれを聞いて三人を一喝した。
「話がややこしくなるでしょーーが」
「そうかあ?」
「気のせいだよなあ」
「偏見はよくないな」
「・・・・・・口が減らないわね、本当に」
「まあいいわ。君達も話に入りたいのね」

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