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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第三十二話 恐竜帝国の侵攻
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はそれに対して答えた。
「俺達は既に一度御前達と戦っていると!だからこそ知っているのだ!」
「どういうことだ」
「だから言ってるだろう!俺達は今よりずっと未来で御前等と戦ってるってな!」
 今度は豹馬が叫んだ。
「俺達に一度見た技は通用しないぜ!それを覚えておきな!」
「そうだ、だからこそまた言おう」
 竜馬はまた言った。
「御前達に未来はないと!」
「ぬうう、まだ言うか!」
 バットが激昂した。
「ならばそれを覆してやる!死ね!」
「そちらこそ!」
 彼等の戦いは更に熾烈さを増してきた。マグマ砲が降り注ぎ光と炎が飛び交う。だがその中でもロンド=ベルは着々と前に進んでいた。
「ジークブリーカーーーーーッ!」
「ぬうおおおおおおおっ!」
 ザンキの乗るゼン二号が破壊された。彼は何とか脱出には成功したがゼンは爆発してしまっていた。
「おのれ!覚えていろよ!」
「御前のことなんか覚えておられるか!」
 宙の言葉が返る。そしてラドラの乗るシグはゲッタードラゴンと対峙していた。
「キャプテン=ラドラだったな」
「如何にも」
 ラドラはそれに頷いた。
「俺がキャプテン=ラドラだ。それがどうかしたか」
「話は聞いているぜ」
 隼人がそう述べる。
「恐竜帝国のエースだってな。相当な強さだそうだな」
「そんなことはどうでもいい」
 だが彼はそれを問題とはしなかった。
「俺の誇りは今はただ御前達を倒すことのみなのだからな」
「そうか。ならば話は早い」
「やってやるぜ」
 竜馬と弁慶が言った。そしてドラゴンは両手の斧を構えた。
「行くぞっ!」
 竜馬が叫ぶ。そしてその斧を投げつけてきた。
「ダブルトマホォォォォォォォォォォクブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥメランッ!」
 斧が唸り声をあげて飛ぶ。普通のメカザウルスならよけきれるものではない。そして一撃で倒される。今回もそうであるかと思われた。だが彼は違っていた。
「何のっ!」
「ムッ!」
 三人はそれを見て思わず声をあげた。
「この程度で俺は倒せはせぬぞ!」
「そうか、ならやりがいがある!」
「リョウ、ここは俺達の力を合わせるぞ!」
「そうだ、三人いればどんな奴だって倒せる!俺達は今までそうやってきたからな!」
「わかってる!隼人、弁慶、行くぞ!」
「おう!」
「行くぜ!」
 彼等はラドラと正面きった戦いに入った。そして熾烈な一騎打ちを繰り広げるのであった。
 戦いは続いていた。だが運動性と機動力において圧倒的なロンド=ベルの有利となっていき恐竜帝国は次第に劣勢となってきていた。そして七分が経った。
「フフフ・・・・・・ハハハハハハハハハハハ・・・・・・!」
 何処からか笑い声が聞こえてきた。
「!あの声は!」
「猿共よ!」
 空に青
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