第三十一話 古都の攻防
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が頷いた。
「特にあいつにとってはな」
「そうだな」
二人はドモンを見ていた。彼はまだマスターアジアを見据えていた。その目には憎悪と怒りが燃え盛っていた。
シュヴァルツもまた何処へかと姿を消した。彼等はとりあえずは古都を守った。しかし同時に新たな強敵をも抱え込むことになったのであった。
第三十一話 完
2005・7・10
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