第十五話 歓迎
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
堕天使との問題が解決した翌日。部室にはアーシアを含めた闇慈。リアス。一誠がいた。そしてアーシアは駒王学園の制服を着ていた。普通は出来ないことだがリアスのお父さんがこの学園に携わってこう言った編入は容易なことらしい。アーシアの制服姿を見た闇慈と一誠は似合っていると褒めていたが、闇慈には疑問な点があった。
「あの・・・リアス先輩?一つ聞きたい事があるんですが?」
「何かしら?アンジ」
「何故アーシアが悪魔になってるんですか!?」
そう。アーシアは何故か悪魔になっていた。悪魔になった理由はアーシア本人が答えてくれた。
「えっと。リアス先輩からスカウトされたんです。アンジさん」
「本当にそれだけなの?アーシア」
その事を聞いたアーシアは顔を赤らめ、一誠の方を向いた。
「そ、それは・・・。悪魔になればイッセーさんともっと一緒に居られるとリアス先輩に聞いたのでお受けしました」
「(・・・なるほど。アーシアはイッセーにベタ惚れだからそれを利用したのか・・・)って・・・無茶苦茶じゃないですか!!しかも人をエサにしてるじゃないですか!!」
「あら、人聞きの悪い。私はそんなつもりは無かったのだけど?」
「あの!アンジさん。私は自分から言ったのですからリアス先輩は悪くありません!!」
(やっぱりこの人・・・僕が思っている以上の『悪魔』だな・・・いろんな意味で)
この時闇慈にはリアスの後ろで悪魔の羽を生やした裏のリアスがケタケタと笑っていたのが見えたらしい・・・
「あ、あの。部長」
「何かしら?イッセー」
今度は一誠がリアスに話しかけた。
「後、部長のポーンって何人増えるですか?ハーレムの夢もあるのにこれ以上ライバルが増えるのはどうかな・・・なんて」
「私のポーンはイッセー。貴方だけよ?」
「えっ!?それってどういう事ですか?」
その話の途中から闇慈が加わり一誠に説明し始めた。
「人間を悪魔に転生させるには力に応じた分の『悪魔の駒』が必要になるんだけど・・・イッセーの場合ポーンにするにはポーンの駒を全部を使用しないとダメだったんだ」
「それって俺の力が凄く強いってことだよな?」
「そう言うことになるわね。イッセー」
そう言うとリアスは座っていたソファーから立ち上がると一誠の背後に立ち、首元から腕を絡ませた。一誠と向き合った。闇慈はそれを普通に見ていたがアーシアはあたふたしていた。
「紅髪のルイン・プリンセス滅殺姫と赤龍帝の篭手・・・あか紅とあか赤で相性バッチリね」
「そ・・・そうっすね」
「最強のポーンを目指しなさい。貴方にはそれだけの力を備えている。強くおなりなさいイッセー」
そう言うとリアスは一誠の額に軽くキ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ