第十四話 終幕
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んだ。
「うおおおお!!!」
「わ、私は至高の・・・!!!」
「ぶっ飛べ!!クソ天使!!!」
そして引き寄せる反動と魔力を込めた篭手の威力を乗せた一誠の鉄拳がレイナーレを捉え、彼女は壁に激突した。レイナーレは気絶したのかそのまま地面に倒れ伏してしまった。
「はあはあ・・・ザマあ見やがれ!!うっ・・・」
一誠は力を使い果たしたのかその場に倒れそうになるが木場と闇慈が一誠を両方から支えた。
「お疲れ様。一誠君」
「流石だね。堕天使を一人で倒すなんて」
そしてアーシアが一誠の傷を治し始め、それが終わる頃にはリアスと朱乃も闇慈達と合流を果たした。リアスは一誠の戦績を聞くと・・・
「良くやったわねイッセー。堕天使を一人で倒すなんて流石私のポーンね」
「あの部長。他の堕天使は?」
「それなら闇慈君が全部一人で倒してくれましたわ」
リアスの代わりに朱乃が答えた。闇慈が堕天使を倒すまでの過程を朱乃が一誠に話すと・・・
「闇慈。お前やっぱ・・・死神だな」
「今となっては最高の褒め言葉だよ、イッセー」
「・・・連れてきました」
闇慈と一誠が和んでいたが、小猫がレイナーレをリアスの前に投げ出すと二人は真剣な顔になった。
「初めまして、堕天使レイナーレ。私はリアス・グレモリー。グレモリー家、次期当主よ」
そしてリアスは一誠の左腕に着いている篭手を見て何かを納得したような顔をした。
「そう、そういうことなのね。堕天使レイナーレ。この子兵藤一誠の神器はただの龍の手ではないわ」
そう言ってリアスは一誠の神器について闇慈達に説明を始めた。
一誠の神器の名は赤龍帝の籠手『ブーステッド・ギア』
持ち主の力を十秒ごとに倍にしていき、魔王や神さえも一時的に上回ることが出来るといわれている。
デスサイズ・ヘルと同じくロンギヌスらしい。
「そうそう。ロンギヌスの使い手はこの中でもう一人いるわよ?堕天使レイナーレ」
「な、何!?・・・まさか」
「アンジ。彼女に教えてあげなさい」
闇慈は少し顔を歪ませるとデスサイズ・ヘルを取り出し渋々と説明を始めた。
「・・・貴様のような外道天使に教えてやるつもりは無かったが部長の命令だ。そして輪廻に墜ちる土産として聞いておくことだ。この鎌はロンギヌス…デスサイズ・ヘルだ」
「デ、デスサイズ・ヘルですって!?」
理解したことを確認すると闇慈はそのまま『憑依・死神』を発動させ、レイナーレを魔力と真紅の目で威圧し始めた。
「・・・貴様の罪は重い。その魂・・・貰い受ける!!」
闇慈がデスサイズ・ヘルを振り上げると・・・
「・・・助けて!一誠君!!」
レイナーレが堕天使から夕麻の姿
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