第十二話 憑依
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
あいつはレイナーレ様を退けた奴だ」
「ほう。あいつが・・・。確かにあの役立たずよりは頼りになりそうね」
流石のリアスも耐えられなくなり魔力を撃とうすると・・・
「それ以上、俺の友人を侮辱するな・・・殺すぞ」
「えっ!?」
「あら〜?闇慈君?」
その言葉を発すると魔力が一気に闇慈の体から解放され始めた。
(何!?この魔力は・・・?何時ものアンジの魔力じゃない。今のアンジの魔力は・・・禍々しい・・・っ!!)
魔力の渦が闇慈の体を取り巻くと両腕と頬に禍々しいの黒いタトゥーが入り始め、デスサイズ・ヘルの刃も一枚刃から二枚刃に変わり、そして次の瞬間・・・
バサッ!!
闇慈の背中から大小の二対の四枚の漆黒の翼が生えた。その姿はまさに・・・
「死神・・・」
「まあ・・・これ程まで」
「・・・リアス先輩。朱乃先輩。こいつらは俺にやらせて下さい・・・こいつらだけは魂すら斬り裂いて・・・転生の輪廻から外してやります!!」
「・・・分かったわ。好きになさい。でも無理はしないように」
「分かりました」
「ええい!!ややこしい!!」
「待て!!早まるな!!」
ドーナシークが咎めたが女の堕天使が闇慈に向かって光の槍を手に突っ込んできた。
「・・・」
しかし闇慈はその名の通り、消えてしまった。
「消えた!?」
そして気づくと闇慈は突っ込んできた堕天使の後ろに立っていた。そして次瞬間・・・
ズバッ!!
「えっ・・・」
「何っ!?」
堕天使の四肢と漆黒の翼が一瞬で切り離されてしまった・・・
「ぎゃああああ!!!!」
斬り裂かれた堕天使は痛みに悲鳴をあげ、地面に倒れ伏した。そして闇慈そのまま丸腰となった堕天使にデスサイズ・ヘルを縦に振り降ろした。斬り裂かれた体はそのまま霧散してしまった。
「残り二人・・・」
「ひっ・・・」
ゴスロリの堕天使は圧倒的な強さに涙目になっていた。
「・・・恐いか?ならせめてもの慈悲だ。一瞬で終わらせてやる」
「い、いやあああ!!!」
ゴスロリの堕天使は終にその場から逃れようとして翼を羽ばたかせたがもう隣には・・・死神がいた。
「逃がさない・・・」
闇慈はそのままデスサイズ・ヘルを横に振ると首と体が永遠の別れを告げ、そのまま霧散してしまった。
「痛みはない・・・痛みすら感じない程疾く斬り裂いた」
「ここまでのようだな・・・」
「・・・ドーナシーク」
「ふっ・・・まさか貴様の様な小僧に敗れることになるとはな・
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ