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HIGH SCHOOL OF THE DEAD〜学園黙示録〜 気まぐれ転生者の地獄の宴
『全てが終わってしまった日の前夜、僕は夜更かしをした』

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拝啓 世界の皆様


前回私が言ったこと、覚えていますでしょうか?


『次会ったらあの爺さんボコボコにする』



そして今、俺を穴へ落としたジジイがいます。
ならばやることは一つでしょう。



「ウオォラァァァ!!!!」


キィィィィィン


「ホホホ、効かんよ」

「A.T.フィールドかよ!!」

「お主が初めて来てから色々と人間界の知識を知ったのじゃよ。おかげで完全にオタクになってしまったわい」

「くだらねぇジジイだなオイ!?」

「ちなみに職業『神』だからニートではないぞい」

「神の仕事内容白紙じゃねーか!!」

「そうともいうの」

「・・・・・・はぁ、もういいや。で、今回呼び出したのはなぜだ」

「うむ。あっちの方も終わったようだから呼び出したんじゃよ」

「それなら次は普通の人間か?」

「まさか。お主みたいな面白い人間を手放すものか。永遠に儂の娯楽に付き合ってもらおう。
当然、見返りは力と次の人生、それに世界も選んでいいぞ」

「なら学園黙示録に」

「ほう?なぜじゃ」

「あそこなら倫理なんて考えずに遊べる。世界のどこでも目の前に憂さ晴らしの的があるなんて最高だ」

「ふっ。お主らしい」

「で、チートはどうしようか?ぶっちゃけ体一つで世界を二つに割れるんだが?」

「それはそうじゃがなにかしらないとな」

「じゃあ王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)に適当に詰めといて」

「わかった」

「次は扉にしろ!」

「チッ!まぁ、いいわい」


「じゃあな、クソ爺」

「ああ、じゃあな、悪ガキ」


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