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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第二十八話 同床異夢
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に言えばそうなるかもな」
「カミーユ」
 エマが声をかけてきた。彼女は既にスーパーガンダムに乗り込んでいた。
「エマ中尉」
「貴方が小隊長でしょう?早く来なさい」
「すいません。じゃあシンジ君」
「はい」
「続きは後でな」
「わかりました」
 こうしてカミーユも出撃した。シンジ達もエヴァの中に入った。既にクワトロはもう出撃していた。攻撃に入っている。
「バカシンジ、急ぐわよ」
 アスカの声がする。
「クワトロ大尉にばかり活躍されたら困るからね」
「わかったよ」
 シンジは頼りない声でそれに応えた。
「けど焦らないでよ。敵の数は半端じゃないんだから」
「そんなのイサムさんと同じよ」
 しかし当然というかやはりというかアスカは臆してはいなかった。
「まとめてやっつけてやるから」
「そうなの」
「だからあんたも頑張りなさいよ。へたっていたら承知しないから」
「うん」
「じゃあエヴァ弐号機でまぁーーーーーーす!」
「エヴァ初号機、お願いします」
 四機のエヴァも出撃した。そして戦場に向かった。
 クワトロはアムロと共に戦場に入っていた。既にファンネルを放っていた。
「やってみるさ!」
 放たれたファンネル達がティターンズ、そしてドレイク軍を撃つ。彼の周りで爆発が次々に沸き起こった。
 彼だけではなかった。アムロも攻撃を仕掛けていた。彼もまたフィンファンネルを放っていた。
「うおおおおっ!」
 敵の弱点を的確に貫いていく。そして敵を屠っていく。まさに白い悪魔であった。
「チッ、あの二人が先鋒かよ」
 ジェリドはそれを見て舌打ちした。
「俺が行くか」
「待て、ジェリド」
 だがそんな彼をカクリコンが制止した。
「どうしたんだ!?」
「あいつが来ているぞ」
「あいつか」
 彼にはそれだけでわかった。見れば目の前に青い翼がいた。
「カミーユ!」
「ジェリドか!」
 カミーユにもそれはわかった。すぐに変形を解きモビルスーツ形態になった。それと同時にライフルを放つ。
「出て来なければ!」
「御前を倒す為ならな!」
 ジェリドはビームライフルをかわした。そして逆にカウンターを仕掛けながら言う。
「俺は地獄にでも出てやるさ!」
「何を勝手な!」
 カミーユもそれをかわしながら言う。両者はそのままサーベルを抜いた。
 そのまま切り合いに入った。それでもまだ互いに言い合う。
「御前を倒して俺は!」
「どうするつもりだ!」
 カミーユも負けてはいなかった。
「ただ乗り越えるだけだ!御前は俺にとって壁だ!」
「壁!?」
「そうだ、壁があれば乗り越える!それが俺のやり方だ!」
「戦いをそんなふうに!」
「悪いか!」
「だから戦いがなくならないんだ!」
 二人は戦いを続ける。そ
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