暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第二十六話 天の光、双子の邂逅
[3/17]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

「あれは」
「シュウか」
 マサキがすぐに気付いた。そしてすぐにサイバスターで外に出た。
「やはり来ましたね」
「相変わらず手前は神出鬼没みてえだな、おい」
「ふふふ」
 シュウはマサキの言葉に対して思わせぶりに笑った。
「色々とね。私も忙しいものでして」
「今度は何を企んでやがるんだ!?」
「マサキ!」
 そこにサフィーネがやって来た。
「シュウ様への暴言は許しませんわよ」
「おや、サフィーネも」
「はい」
 シュウの前ということに気付きあらためて畏まる。
「お元気そうで何よりです」
「今日は何のご用件でおこられあそばされたのですか」
「モニカ、文法が変ですよ」
 モニカもいた。彼女はノルス=レイに乗っているのである。セニアがメカニックを務めている。
「それはさておきだ」
 マサキは話を戻しにかかった。
「何で今ここにいるんだ」
「実は貴方達にお伝えしたいことがありここに参りました」
「俺達に」
「はい」
 シュウは答えた。
「重要なことですが宜しいでしょうか」
「どうせ聞くつもりはねえと言っても言うんだろうが」
「ふふふ」
「まあいいや、聞いてやるよ。話しな」
「それでは」
 シュウはあらためて話をはじめた。
 それはゼオライマーについてであった。だが多くは語らない。ただここにもうすぐ来るだろうということだけであった。
「おい」
 それを聞いたマサキが彼に問うた。
「それだけか」
「はい」
「他にも知ってるんじゃねえだろうな、ゼオライマーのことをよ」
「生憎ですが」
 ここはとぼけた。
「私はあれには関わってはおりませんので」
「嘘つけ、ネルフにもかなり入り込んでいたってのにか」
「ネルフ、さて」
 これも誤魔化した。
「どちらにしろ今ゼオライマーは貴方達の殆どとはあまり関係はないようですが」
「それは私達に対して言っているのかしら」
 リツ子がシュウにそう声をかけてきた。
「おや」
「シラカワ博士、お久し振りと言うべきかしら」
「そうですね、赤木博士」
 シュウはリツ子にそう答えた。
「お元気そうで何よりです」
「ええ。それよりもゼオライマーのことだけれど」
「はい」
「木原博士はどうなったの?今あの中にいるのはまだ少年みたいだけれど」
「彼本人ですよ」
「彼本人!?」
「ええ」
 驚いた声をあげるリツ子に静かにそう答えた。
「それはどういう意味かしら」
「そのままです」
「・・・・・・・・・」
 リツ子はそれを聞いてさらに懐疑的な顔になった。
「どうやら誤魔化しているというわけでもないようね」
「貴女ならおわかりだと思いますが」
 シュウはここでこう言った。
「貴女ならね」
「私が・・・・・・そう」
 そしてリツ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ