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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第二十四話 ドラグーン
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はそう言ってケーン達に顔を向けた。
「何とまあ」
「リンダちゃんって母親似だったんだ」
「ええ」
 ルーにそう応える。
「兄さんは御父様似だけれど」
「あれ、お兄さんいたの?」
 エルがそれを聞いて驚きの声をあげた。
「え、ええ。まあ」
 しかしそれに答えるリンダの声は何処か元気がない。
「ちょっと事情があって今は別々だけれど」
「ふうん、そうなんだ」
「まあそれはいいわ。それより」
「おう」
 ビーチャがルーに応えた。
「ケーン達の見送りだよな」
「そうそう」
「何か寂しくなるな。なあイーノ」
 モンドはイーノに話を振ってきた。イーノにはそれがわかっていたようである。すぐに応えた。
「まあね」
「何というか名残惜しい気もするけれど」
「お兄ちゃん達と雰囲気似てるしね」
「それはよく言われるな」
「あたしもそう思うよ」
「似た者同士で上手くやっていたしな」
 プルとプルツーもそれに同意した。
「何かまあ色々あったけれどな」
「これでお別れか」
「それじゃあな」
「ああ」
 ケーン達はロンド=ベルの面々に顔を向ける。その顔はどうも複雑なものであった。
「何だかな」
 ケーンは照れ臭そうに笑いながら言った。
「俺達には哀しい場面なんて似合わないけれど」
「というかあんた達にはお笑い以外似合わないわよ」
 アスカが斜に構えて突っ込みを入れる。
「この三馬鹿トリオが」
「おい、人をチャンバラトリオみたいに言うな」
「あれは四人じゃなかったっけ」
「シンジ君、五人だったと思うわ。メンバーチェンジしたのよ」
「というかミオのファミリアと似てる気がするけどな」
「・・・・・・なあトウジ」
 それを聞いたライトが疲れた声を出した。
「幾ら何でもカモノハシと一緒にしないでくれるか」
「あ、すんまへん」
「いいけどな。何か漫才やりそうで嫌なんだよ」
「というかやってることがそもそも漫才だし」
「アスカも黙っとらんかい」
「あたしは文句言うのが仕事だからいいのよ」
「ホンマに御前は」
「まあ話はそれ位にしてだ」
 キリのいいところでアムロとブライトが入って来た。
「三人とはこれでお別れだな」
「ええ、まあ」
「名残惜しいですけれどこれで」
「それじゃまた御会いしましょう」
「うむ。そしてドラグナーともな」
「えっ!?」
 三人はそれを聞いて驚きの声をあげた。
「艦長、今何て」
「聞こえなかったのか?ドラグナーともお別れだ」
「何故」
「何故って当然だろう」
 アムロが三人に対して言った。
「御前達がいないと他に誰も乗らないからな。それで解体するんだ」
「元々テスト用だったしな。これも当然のことだ」
「そんな・・・・・・」
「解体するなんて」
「も
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