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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第二十一話 漢の道
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える。
「今地球には多くの危機が訪れようとしている。俺達はそれを防ぐ為に御前達に力を貸そうというのだ」
「力を!?」
「そうだ。嫌か」
「嫌かも何もいきなり出て来て言われても何て言っていいかわからないでしょーーーが」
「HAHAHA,アスカは心配性ですね」
 ここでジャックがアスカをそう笑い飛ばした。
「じゃあどうすればいいと思ってるのよ、あんたは」
「ここは快くその申し出を受け入れるべきデーーーーーース。人の好意は素直に受け取りましょう」
「こんな胡散臭い連中の!?」
「おい、そりゃないぜ。おいら達はなあ」
「ちゃんとしたそれぞれの国のガンダムファイターだぜ。それを胡散臭いなんて」
 サイシーとジボデーがそれに突っ込みを入れる。だがアスカはそれでも言った。
「形はいいわよ。とりあえず」
 まずはそれぞれのガンダムの形は無視することにした。見れば海賊に似たものやナポレオンに似た帽子を被ったものまである。さしものアスカもそれには突っ込む気にはなれなかった。
「けれどそのシャッフル同盟って何なのよ。初耳よ」
「昔から世界を守ってきた戦士達だ。れっきとしたな」
 ドモンが答えた。
「これ以上はない程胡散臭く聞こえるのだけど」
「それが嘘じゃないことを今から見せよう。行くぞ、皆!」
「おう!」
 他の四人がドモンの言葉に頷く。そして一斉に動いた。
「使徒の好きにはさせん!」
「あ、ちょっと待ちなさいよ!それはあたしの獲物よ!」
 アスカが止めるより先に彼等は動いていた。そして第三使徒サキエルに突進していた。
「ハアアッ!」
 まずはドモンが拳を繰り出す。そして使徒のATフィールドを何なく貫いた。
「一撃で貫くなんて」
 シンジはそれを見て驚きの声をあげた。
「あの人、凄いよ」
「フン、あれ位誰だってできるわよ」
 だがアスカはそれを見ても強がっていた。
「あたしよりずっと弱いじゃない」
「そうかなあ」
 ドモンは使徒を押していた。そして他の四機もそれぞれ使徒に向かっていた。ジボデーがシャムシェル、サイシーがマトリエル、ジョルジュがバルディエル、そしてアルゴがゼルエルに立ち向かう。彼等はそれぞれの攻撃を使徒達に対して攻撃を仕掛けていた。
「喰らいなっ!」
 ガンダムマックスターの攻撃を受けシャムシェルが大きく後ろに飛ぶ。ドモンの攻撃に勝るとも劣らない威力であった。
「ハイハイハイハイハイハイッ!」
 ドラゴンガンダムの蹴りを続け様に放たれる。マトリエルは為す術もなかった。
「これはどうですっ!」
 ガンダムローズの剣裁きはまるで疾風の様であった。それでバルディエルを切り裂く。
「うおおっ!」
 ボルトガンダムのハンマーがゼルエルを打つ。さしもの使徒達も彼等の攻撃の前に為す術もなかった。
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