第二十一話 漢の道
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マーに乗っていたな」
「ええ」
今度は素直に答えた。
「なら話が早い。まずは君達には重慶に行ってもらいたい」
「重慶にですか」
「そうだ。そこで量産型メタルアーマーの開発を行っていてな。君達にもそれぞれ貰い受けて欲しいのだ」
「というと俺達にもピッカピカの新型が!?」
「そういうことだ」
ライトにそう答える。
「というかこれで軍ともおさらば・・・・・・。うう」
「何か言ったかね」
「え、いや」
タップは慌てて失言を引っ込めた。
「何でもないです」
「だったらいいがな。さて」
まだ話は続いた。
「香港から入ってくれ。あちらのウォン=ユンファ主席が君達に話したいことがあるそうでな」
「彼が」
「そうだ。頼めるか」
「ええ。こちらも香港に行きたいと思っておりましたので。好都合です」
「それならばよかった。ではそれも頼むぞ」
「はい。それではこれより我々は重慶及びオデッサに向かいます」
「頼む。我々もいずれオデッサに関しては反撃に移りたい。その時は頼むぞ」
「はい」
こうしてロンド=ベルは日本を離れ大陸に向かうことになった。その先にはまた新たな戦雲が広がっていた。
第二十一話 完
2005・5・7
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