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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第二十一話 漢の道
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いと思うけれど」
「けれど今実際に使徒を押しているよ」
「・・・・・・・・・」
 認めたくはないが認めるしかなかった。マスターアジアは実際に使徒を押しているのだ。そして遂には止めの一撃を放った。
「甘いわあっ!」
 そしてラミエルは爆発した。彼は何と素手で使徒を一体粉砕してしまったのである。
「何とまあ」
 皆それを見て呆気にとられたままであった。彼は爆発を前にして立っていた。
 だがそこにイスラフェルが来る。二体一組になってやって来た。
「フン」
 だが彼はそれを前にしてもやはり余裕であった。ニイイ、と不敵な笑みを漏らした。
「いでよ、クーロンガンダム!」
「クーロンガンダム!?」
「師匠のガンダムだ」
 ドモンがロンド=ベルの面々に対してマスターアジアに代わって答えた。
「ネオホンコンのモビルファイターだ」
「ネオホンコンの」
 それを聞いて眉を少し顰める者も中にはいた。
「確か今の国家元首はウォン=ユンファだったな」
「そうだが。それがどうかしたのか」
「いや」
 リーが首を横に振って答えた。
「何でもない。気にしないでくれ」
「そうか、わかった」
 彼等が話をしている間にマスターアジアはガンダムに乗り込んでいた。鎧に身を包んだガンダムであった。
「フフフフフフフ」
「今度は何をしようってのよ」
 アスカは観念した顔でそれを見守っていた。
「こうなったらヤケよ、最後まで見てやるわ」
「アスカも意地っ張りだな」
 甲児がそこに突っ込みを入れる。だがいつものカウンターはなかった。さしものアスカもマスターアジアを前にしてはそれは不可能であった。
「行くぞ小童共!」
 そのままイスラフェルに踊り込もうとする。だがそこにドモンが来た。
「師匠!」
「ドモン!」
 彼等は互いの顔を見て笑みを浮かべ合った。
「あれをやるか」
「はい!」
 ドモンは答えた。そしてマスターアジアがドモンの前に来た。
「行くぞ、ドモン!」
「はい!」
 彼等はそれぞれ身構えた。そして攻撃に入る。
「超級覇王・・・・・・」
「電影弾−−−−−−−−-ッ!」
「何ッ!」
「今度はっ!」
 ロンド=ベルのメンバーはまた度肝を抜かされた。何とマスターが巨大な気となったのである。顔だけ出し、その身体を台風の如き気が覆っていたのだ。
 ドモンはそのマスターアジアを放った。そして彼はそのまま二体の使徒に襲い掛かる。
 一瞬であった。一瞬で二体の使徒は消え去った。あまりにも激しい攻撃であった。
「また一撃で・・・・・・」
「何とまあ」
 エルとルーが呆然とした声をあげた。見ればもう使徒達は一体も残ってはいなかった。シャッフル同盟、そしてマスターアジアによる完全勝利であった。結局ロンド=ベルは殆ど動かない
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