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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第十九話 再会
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ようとする。だがボルテスはそれをかわした。
 逆に攻撃に移る。彼は天を見上げて力を集めた。
「天・空・剣!」
 今度は胸から剣を取り出した。そしてその剣を斜めに構える。
「うおおおおおおおおっ!」
 それでガルンロールに斬りつける。そしてそれで大破させた。
「これでどうだっ!」
「ぬううっ!」
 ガルンロールが激しく揺れた。だがそれでもリヒテルは立っていた。
「まだだっ!貴様等なぞにやられるものかっ!」
「何処までも兄さんに似ている」
 健一はそんなリヒテルを見て思った。
「それならば・・・・・・!」
 攻撃を続ける。今度は駒を取り出す。
「超電子コマーーーーーーッ!」
 それでガルンロールを撃とうとする。だがその前に一機のダリが現われそれを全て撃ち落とした。
「何っ!?」
「リヒテル様、ここはお下がり下さい」
 そしてそれに乗る一人の男がリヒテルにそう言った。
「そなたは!?」
「ハレックです。ガーニー=ハレックです」
「武術指南役のか」
「はい」
 黒い髪をした精悍な顔立ちの男が応える。
「ここはお下がり下さい。これ以上の戦闘は無意味です」
「馬鹿な、何を言う」
 リヒテルは即座にそれに反論した。
「今ここで逃げることはならん」
「逃げるのではありません」
 ハレックはそれに対して言った。
「撤退です。既に我が軍もガルンロールもかなりの損害を受けております。これ以上戦っても損害を増やすだけかと思います」
「ぬうう」
 リヒテルは呻いた。だがガルンロールの損害もバーム軍自体の損害も無視できないことは事実であった。そして彼はそれを認めた。
「わかった。ここはそなたの言葉に従おう」
「有り難き幸せ」
「地球人共よ」
 彼はロンド=ベルに対して言った。
「その命、暫しの間預けておこう。だが忘れるな」
 言葉を続ける。
「貴様等はバームの神によって裁かれる運命にあるということをな!」
 そう言い残して戦場から離脱した。後にはロンド=ベルの面々だけが残った。
「行っちまったか。また濃い奴が現れやがったな」
「あんたにとっちゃ敵はそれで片付くのね」
 アスカが甲児の言葉に呆れた声を出した。
「じゃあ何で言えばいいんだよ。ガルーダ二世とでも言うか?二代目シャーキンでもいいぜ」
「だから簡単に言うのは止めなさいよ。だから馬鹿だって言われんのよ」
「言ってるのはおめえだけじゃねえか」
「うっさいわね」
「じゃあ認めるんだな。おめえだけだって」
「だからどうしたっていうのよ」
 反撃に転じてきた。
「あんたが単純馬鹿なのは変わらないわよ」
「何、俺が単純馬鹿だってえ!?」
「違うの!?あんたみたいなのはそうそういないわよ!」
「このアマ、言わしておけば!」
「何、やろ
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