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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第十六話 シュウ、再び
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いきなりこっちに来たわりにゃ凄い慣れてるよな」
「まあ前からジェガンとかに乗ってたからな。特に焦ることはなかったよ。ただな」
「ただ、何だ?」
「いや、まさかオザワの奴までこっちにいるとはな。これには驚いたよ」
「ああ、あいつか」
 マサキはそれを聞いて頷いて答えた。
「まあここは地上から人を召還することが多いからな。そういうこともあるだろ」
「そういうものか」
「そうさ、まああいつも元気でやってるんだろう。問題はないさ」
「そうだな、今は敵味方だが」
 タダナオはそれを聞いてそう言葉を返した。
「また会うこともあるだろうさ」
「そうだな、だがそれは今だ」
 するとここで声がした。タダナオのよく知るあの声であった。
「噂をすれば!」
 彼は上を見上げた。するとこちらにやって来る一機の魔装機がいた。ジンオウである。
「よう、決着をつけに来てやったぞ」
「オザワ」
「この前の借りを返させてもらうぜ、オザワ」
 モニターに彼の顔が出た。不敵に笑っている。
「ミレーヌちゃんとあのおばさんのどっちが上かってことをな」
「おばさんだと!?」
 タダナオはそれを聞いて激昂した。
「ミンメイさんはおばさんじゃないぞ!」
「じゃあ年増だな」
「年増・・・・・・。御前はどうやらあの人に対して言ってはならないことを言ってしまったようだな」
「それはこっちの台詞だ」
 今度はオザワが激昂した。
「御前はあの時何て言った」
「あの時!?」
「そうだ、ここへ来る直前だ。ミレーヌちゃんをガキだと言ったな」
「ああ、言ったぜ」
 タダナオはおくびもなくそう言葉を返した。
「他にどう言えばいいんだよ」
「ミレーヌちゃんはガキなんかじゃない!」
 彼はここでこう断言した。
「あの歌唱力と美貌が御前にはわからないのか!」
「まだガキだろうが、隙だらけだ!」
「またガキと言ったな!」
「ああ、何度でも言ってやる!」
 売り言葉に買い言葉、二人はそう言葉を返し合った。
「ガキだってな。あんな牛乳の匂いが残ってるのの何処がいいんだ!」
「あれは若さだ!」
 オザワはそう力説した。
「あのミンメイなんかもうそんなものないだろうが!」
「ミンメイさんの魅力はあの成熟にある!」
 タダナオもやはり負けてはいなかった。
「ミレーヌにはそんなものまだないだろうが!」
「それはこれから身に着けるものだ」
 彼はそう反論した。
「だがミンメイはこれからお婆ちゃんになっていくだけだがな」
「貴様・・・・・・」
「やるか」
「そのつもりで来たのだろう」
「フン、その通りだ」
 二人は互いに睨み合った。タダナオはジェイファーを飛び上がらせた。そして対峙する。
「行くぞ」
「受けて立とう」
 そして二人は戦い
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