暁 〜小説投稿サイト〜
その答えを探すため(リリなの×デビサバ2)
第10話 逢”魔”時(1)
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
従いて、汝らを助けん!」

 って、今度は青い肌のおっきな人が出てきた! 純吾君が「召喚」って言ってるけど、私たちを助けてくれるのかな……?

「なのはちゃん、大丈夫だった?」

「すずかちゃん…、うん。怪我とかしてないし、ほら、フェレットさんも」

「そうだね。間にあって、本当に良かった…」

 間に合うって、どうしたんだろう? …いや、それよりも!

「そ、それよりすずかちゃん! 純吾君危ないの! 早く連れ戻して、一緒に逃げないと!」

「えっと、……純吾君なら、大丈夫だよ。ほら」

 そう答えてくれたすずかちゃんの指差した方向を見ると、そこには終始化け物を圧倒する純吾君に、羽の生えたリリーさん。2人とも、すっごい息があってるように見える。まるでずっと一緒に戦ってたみたいに、本当に息がぴったし。

 横に視線を戻すと彼らの事を心配そうな、けど信頼をした眼差しで見つめるすずかちゃん。

「純吾君……、頑張って…………」

 手をぎゅっと握って、私に気づかないすずかちゃんの視線は、どこか物語のヒーローを見つめる様な、そんな風に見えた。






それが私、高町なのはが、“魔”法と、悪“魔”に出会った、初めての夜の出来事でした。

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ