第十話 救出
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に入るとデスに障害結界を張ってもらいこれで一安心した。
「ふう。大丈夫だった?」
「う〜〜。フラフラしますぅ」
・・・大丈夫でも無さそうだった。アーシアは目を回していた。取り敢えず今日はここで休んで貰おう。幸い両親はもう寝付いているみたいだった。闇慈はアーシアの服がほぼ壊滅状態だったことに気づくと闇慈は毛布を差し出し、体にくるませた。
「あのアンジさん。どうして教会の人はイッセーさんや私を狙うんですか?」
「・・・これは僕の推測だけど体にセイクリッド・ギアを宿しているからだと思うよ」
「セイクリッド・ギア?」
「僕のさっきの力みたいなものだよ。それにアーシアも持ってる」
「私も?・・・ひょっとして」
「そう。君が神から貰ったと言っていた『癒し』の力の事だよ。奴ら・・・特に堕天使はセイクリッド・ギアを集めて何かをしようとしている。これも僕の推測だけど」
「私はどうしたら良いのでしょうか?」
「取り敢えず。明日リアス先輩に相談しに行こう?そのためには早くここを発たないといけないから今日はもう休もう。ベッドはアーシアが使って良いから」
「あ、はい。分かりました」
アーシアは色々あったのかベッドに入るとそのまま寝込んでしまった。闇慈は見張りのためにそのまま起き続けることにした。
(デスさん。周りに何か反応はありますか?)
(我の結界を甘くみては困るぞ、闇慈。周りには悪魔祓いや堕天使の反応は全くない)
(でも取り敢えず今日は見張りを続けますね)
こうして長い夜はふけていった。
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