第十話 救出
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「次喋ったら首を落とすぞ・・・」
外道神父は汗を大量に流し、首を上下に動かした。
「良し。取り敢えず貴様は・・・」
「グボラっ!!」
鳩尾に魔力を溜めた右の鉄拳を打ち込み家具の山の中に吹き飛ばした。
「気絶していろ・・・イッセー。アーシア。大丈夫?」
闇慈はデスサイズ・ヘルを消すとイッセーとアーシアの元に寄り添った。
「ああ。助かったぜ、闇慈。いつつ」
「アーシアも無事で良かった」
「あ、はい。助けて下さって、ありがとうございます」
するとグレモリー家の赤い魔法陣が現れると中から木場。小猫。朱乃。リアスが出てきた。
「あらあら。もう終わってますの?」
「・・・闇慈先輩。早すぎです」
小猫は何故か不機嫌そうだ。
「ごめんごめん。今度生チョコを作ってきてあげるからそれで勘弁してくれないかな?小猫ちゃん」
「・・・物で釣られたような感じがしますけどそれで許します」
顔を膨らませながら怒っていたが明後日の方を向きながら許してくれた。
(許すんだ・・・でもそう言う所が小猫ちゃんの可愛い所なんだよな)
そう言っていると木場が何かに気づき顔が険しくなった。
「部長。堕天使の反応が・・・ここは滞在し続けるのは危険です」
「イッセーを傷つけた奴を消し飛ばしてあげたいけど仕方ないわね。朱乃。イッセーを回収した後に魔法陣を展開し、ホームに帰還するわよ」
「はい。部長」
しかし。リアスの顔が申し訳なさそうになり闇慈に話しかけた。
「ごめんなさいね、アンジ。魔法陣は悪魔とその眷属しかジャンプ出来ないの」
「分かりました。アーシアの事は僕が決めて良いですよね?」
「・・・分かったわ。イッセーを助けてくれたので認めましょう」
「ありがとうございます」
「闇慈。アーシアを頼むぜ」
ジャンプする瞬間、一誠が闇慈に頼んできた。
「これで貸し一つだからね?イッセー」
そう言うと一誠達は魔法陣に包まれ、その場から居なくなった。
「アーシア。僕はこれからここから逃げるけど君はまた教会に戻る?」
「私は・・・イッセーさんやアンジさんの元に行きます。教会にはもう戻りたくありません」
「分かった」
「・・・そうはさっせね〜〜よ〜〜」
さっき吹き飛ばした外道神父が闇慈に掴みかかったけど闇慈は再び鉄拳を打ち込み吹き飛ばした。
「(浅かったのかな?でも今は逃げないと)ごめんね?アーシア」
「えっ!?」
闇慈はアーシアを抱きかかえると窓を蹴破り、屋根を飛び越えて行った。
「きゃ〜〜!!!」
「悲鳴を上げてると舌を噛むよ!!」
そして闇慈は家に着く窓から闇慈の部屋
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