第八話 断絶
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
産として教えてやる。この鎌はありとあらゆる『生』を刈り取る。貴様の『復元』と言う名の『生』を刈り取らせて貰った」
闇慈は容赦なく今度は左腕も切り落とした。素早さも高めているため、目で追うことは出来ないだろう。
「わ、私の腕がーーー!!!い、痛いぃぃぃ!!!」
「今度は・・・そこだな」
闇慈はがら空きになった下半身の部分を横に薙ぎ払い、上半身との永遠の別れを告げさせた。
「・・・」
闇慈は真紅の瞳で丸腰となったはぐれ悪魔を見下した。辺りには鮮血が飛び散っていた。
「ひぃ・・・。お、お願い。た。助けて・・・」
「痛いか・・・?恐いか・・・?苦しいか・・・?それが死神が与える『死』につきそうものだ。その感情・・・忘れるな・・・」
闇慈はゆっくりデスサイズ・ヘルを振り上げると・・・そのまま縦に薙ぎ払った。はぐれ悪魔はそのまま霧散してしまった。闇慈はセイクリッド・ギアを解除したが・・・
「ぐっ・・・おえぇぇ!!!」
やっぱり刺激が強すぎたのか、嘔吐してしまった。
(大丈夫か!?闇慈)
(・・・何とか大丈夫です。あはは・・・やっぱり最初の内はきついですね。でも僕はもう迷いません!!)
(・・・強いのだな、闇慈)
(僕は強くありませんよ。さっきだってセイクリッド・ギアのお陰で倒せたんですから・・・この力が無かったら僕は今頃はぐれ悪魔の胃の中ですよ)
(我が強いと思ったのはお前の心だ、闇慈)
(ありがとうございます、デスさん。戻りましょう)
闇慈が入り口に足を向けると、入り口が開き、オカルト研究部の部員が達が入ってきた。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ