第五話 今後
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室!?」
「さあ。入るよ」
部屋の中に入るとこれはまた独特の雰囲気があった。部屋の内装は北欧を思わせる装飾品を飾り、カーテンは完全に閉められ、明かりは電気の代わりに多くのロウソクが立てられ、火を灯していた。
(この部屋は暗いけど、中々僕好みの内装だな)
「あ!この娘は!?」
一誠はそんなことに目もくれず、ソファーで羊羹を食べている銀髪の女の子を見ていた。
「木場君。彼女は?」
「彼女は1年の『塔城小猫』さんだよ」
「・・・」
小猫は羊羹を食べることを中断すると闇慈と一誠の方を向いた。
「こちらは『兵藤一誠』君と『黒神闇慈』君だよ」
「・・・(コクッ)」
小猫は挨拶代わりなのか頭を軽く下げた。
「これはどうも」
「よろしくね?小猫ちゃん」
小猫はまた羊羹を食べ始めた。
(小猫ちゃんの食べている姿を見てると何だか和むな。今度何かお菓子を作ってきて上げるか)
闇慈が自己紹介しているとシャワーの音が聞こえてきた。シャワーを浴びているのは声からしてリアスみたいだ。
(って部室にシャワーがあるの!?どうなっているんだこの部は・・・)
その音を聞いた一誠の目はまたあのエロい顔になっていた。何を想像してるのか・・・
「・・・いやらしい顔」
図星をつかれたのか小猫のその一言一誠は元の一誠に戻った。すると黒髪のポニーテールの女性が闇慈達に話しかけてきた。
「あらあら・・・貴方達が新しい部員さんですわね?初めまして、私は副部長の『姫島朱乃と申します。以後お見知りおきを。うふふ」
「お、俺は兵藤一誠です。こちらこそ初めまして」
「ご丁寧にありがとうございます。僕は黒神闇慈と言います。僕は入るかまだ決めてはいませんが今後よろしくお願いします」
この人は『姫島朱野』。リアスと同じ二大お姉様の一人らしい。自己紹介をしている内にリアスが出てきた。
「さあ。これで全員集まったわね」
闇慈達はそれぞれソファーに腰掛けると話が始まった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リアスの話を聞いて、分かったこと。
まず一つ目。オカルト研究部の部員は全員『悪魔』だと言うこと。その証拠に一誠を含めた僕以外の人に黒い羽のようなものがあった。
二つ目。天野夕麻・・・いや堕天使レイナーレは力を使い、一誠を殺害した後、自分の事を周りから抹消させたこと。ここは闇慈の推理通りだった。この話をした時の一誠の目はとても悲愴な目をしていた。
三つ目。一誠のセイクリッド・ギアはまだ覚醒していないこと。
そして最後の四つ目。現在は三竦みの状態になっていること。『悪魔』『堕天使』『天使』。そして肝心な『悪魔』につい
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