第七話 初めての市場
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兄貴止まりってとこか。
「んじゃあ、勿論支払いは手渡しより口座だよな。口座番号教えてくれ。これからもそこに振り込むからさ」
「はっははは。い、いやぁその何というか」
「ん?どうした。おいおいまさか俺が悪用するとでも思ってるんじゃねぇだろうな。俺はそこまで腐ってねぇし、最近は警備も厳重でそんな簡単には」
「いや違うって。トムは信頼してるよ。ただ――俺口座持ってないんだよね。ははっ」
「はぁぁああああああああああああああああああああああああああ!!!???」
その瞬間、鰐鮫を下ろした時以上の地響きがするトムの雄叫びがこだました。
この日、広大なワールドキッチン全体に響き渡った「トムの大絶叫」と言う伝説が語り継がれる最初の日となった。
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