暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0082話
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イサーガ。計都羅?剣を構えるグルンガストに、フォトン・ライフルでこちらの隙を狙っているヒュッケバインMk-U。
 2人を貶めるような事を言ってはいるが、その連携は堂に入っている。前衛を防御力の高いグルンガストに任せ、ヒュッケバインMk-Uは後方からの援護、か。
 だがそれでも……インスペクターやアインストを相手にするにはまだ力不足だ。

「さて、第2幕と行くか」

 そう呟き、牽制の意味も込めて烈火刃を投げつけようとした時、唐突にエキドナからの通信が入った。咄嗟に通常周波数の通信を切り、エキドナに繋げる。

「隊長、オウカ・ナギサが戦場を離脱しました。このままではこちらが不利になります。一度引こうと思うのですが構わないでしょうか?」

 ……しょうがない、か。こうして見ると、エキドナの指揮していた量産型ゲシュペンストMk-Uも既に2機にまで数が減っている。
 いや、キョウスケ達相手にそれだけの損耗で済ませた事を褒めるべきか。

「しょうがない。ここは引くぞ。幸いグルンガストは小破か中破といった具合だ。ハガネの戦力にダメージを与えるという目標はある程度達したと言ってもいいだろう」
「はっ、ではライノセラスでお待ちしています」

 そこまで言うと、エキドナはASRSを展開して一挙に戦場を離脱した。
 俺は再度通常周波数へと合わせて2人へ声を掛ける。

「悪いが、こちらの事情でお開きだ。俺に聞きたい事があるのなら、次に戦場で会うまでに少しでも腕を磨いておくんだな」
「そんなに簡単にはいそうですか、と見逃すと思ってるのかい? 悪いがあんた等には聞きたい事が山程あるんだ。量産型ゲシュペンストMk-Uやアルブレードの事とかな」
「だから言っただろう? 聞きたい事があるのなら、俺を倒してからにしろと」

 そこまで言って、通信を切る。

「ASRS展開」

 レモンが装備してくれたアースクレイドル製のASRSを展開し、戸惑っているハガネの部隊を尻目に俺は戦場を離脱した。
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